むずむず病と妊娠の関係

今回は私ではなく妻の体験談を紹介します。
妻は2度妊娠を経験していますが、2度ともにむずむず脚症候群になりました。
私が、むずむず脚症候群の知識があったので、鉄分を多くとるように促しました。

 

そもそも鉄欠乏性貧血だった

鉄分を多くとるように促した理由は2つあります。
一つは、そもそも妻は妊娠する前から貧血気味で、月経時期はとてもつらそうにしていました。
そして、妊娠発覚後に行う鉄欠乏性貧血検査に毎回引っかかってしまっていました。
検査をする前から鉄分を多くとろう!と二人で約束して実践していましたが、単純に食べ物だけでどうにかなるものでもないようです。

 

なぜ妊婦は鉄欠乏性貧血になるのか?

そもそもなぜ妊婦は鉄欠乏性貧血になるのか。
鉄欠乏性貧血とは妊娠中に起こる貧血のことで、これを別名「妊婦貧血」といいます。
鉄分は赤血球中のヘモグロビンの主成分で、人間の体内にある鉄分は、約6〜7割がヘモグロビンに取り込まれ、残りが各種臓器に貯蓄されます。
その貯蓄された鉄分(貯蔵鉄)が少なくなると、貧血になるわけです。
なぜ少なくなるかというと、貯蔵鉄は、鉄分が不足すると放出されてヘモグロビンの素となるからです。

 

妊娠時は、赤ちゃんに優先的に鉄分が運ばれます。特に妊娠後期には分娩に備えて血液量が増えますがヘモグロビンの量は増えないため、血液が薄くなって貧血が起こりやすくなります。

 

鉄分不足がむずむず病の原因

鉄欠乏性貧血になるから鉄分を摂ろう!というのも一つの理由ですが、むずむず病を発症させない一つの理論としても鉄分を摂ることが報告されているからなのです。

 

トップページ(むずむず脚症候群の原因)でも紹介しましたが、脳の伝達物質であるドーパミンが乱れるとむずむず脚症候群が発症すると報告されています。
そのドーパミンの乱れは鉄分不足が原因のため、鉄分を補えばむずむず脚症候群を発症させない一つの方法ということになります。

 

従って妊婦さんはむずむず脚症候群になりやすいので注意が必要になりますね。

 

鉄分の摂りすぎはNG

鉄分は吸収率が低いため過剰になることはほとんどありません。
しかし、サプリメントなどで大量に摂り続ける事は可能です。
大量に摂り続けると肝機能障害を起こす危険がありますので注意してください!
1日の上限は40mgを目安にしましょう。